地盤改良後、基礎工事の始まりです。
“基礎”という名前の通り、家を支える地盤の次に重要な部分です。
今回家の設計・施工すべて、工務店さんのプランニングなんですが、この工務店さんのすごいところは、木造建築であっても、「耐震等級3」で設計しているところなんです。
建築関係に詳しい方はわかると思いますが、許容応力度設計による最高等級なんです!
ここで重要なのが、
「耐震等級3相当」
ではなく
「耐震等級3」
であることです。
私たちもそれなりに勉強しましたが、よく色んなメーカーの営業マンさんなどの説明で
「耐震等級○相当」
とうたわれている場合、構造計算は行わず、ただ耐力壁の「量」計算のみで、基礎や総合的な応力、各使用部材の強度は、厳密な検討をしていない場合があるようです。
それに、本当の耐震等級に必要なのは「基礎も許容応力計算の対象」であることです。
「基礎」は地盤と接続されて一体となり、また、基礎自体の構造も強くなくては、家を安定して支えることはできないそうなんです!
社長さんは、そのあたりもきっちり個別に説明してくれました。
こことっても重要です!
テストで出ま~す!(笑)
(今回、長期優良住宅の申請は資金的なことも考慮し、行っていません。資金に余裕のある方は、いろいろと特典はあると思いますよ)
難しい話にはなりましたが、私の家の基礎はこんな感じで作られました!
下にひかれているグレーのシートはシロアリ対策用のシートです。
そしてこの太い鉄筋が私の家を支えます。
写真の人の手前にあるのが、「地下梁」と呼ばれるもので、地下で建物を支える梁の役割をするそうです。
見えないところこそ重要ってことなんですねー。
それに、この基礎を固めるコンクリートの強度についても、寒い場合は「温度補正」となるものがあるらしく、寒いと強度的に弱くなるためより強い強度のコンクリートにしなければいけないようです。
「基礎」は言葉のとおり、大事だねってお話でした。
次はいよいよ“上棟”です!