地鎮祭とほぼ同時期に行われたのが、「地盤調査」です。
この地盤調査は建物がいくら丈夫でも、その建物を支える地面の強さ(地面の中の強さ)がなければ建物が沈下したり傾いたり…ってことがないように調査します。
実は地盤の強い弱いは、数メートル離れるだけでも違いますし、地域によっても個性がありますが、静岡県の作成している地理情報システム(GIS)をインターネットで見ることによって何となく強い地盤なのか弱い地盤なのかわかります。
ちなみに事前に工務店の社長さんから上記のことは教えてもらい、
社「三島は地盤弱いですよ~ある程度は覚悟してくださいね~」
と言われていました。
ここでいう“覚悟”というのは、地盤調査後に行う「地盤改良」のことです。
地盤が強ければ地盤改良はほとんど必要ありませんが、地盤が弱い場合、その弱さによって地盤改良にかかる工事費用はピンからキリまであります。
ただし、前述したようにここでお金をケチってしまっては、大事な大事なお家が傾いたりしては意味がありません。
そして、私の土地の地盤調査結果は
「基礎下から2mまでに緩い自沈層あり」
「基礎下2m~5m以内に自沈層あり」
「地下水位が高い」
結果は社長の想像通り「軟弱地盤」という結果になり「地盤補強工事が必要」という結果になりました。
うーん、社長の言ったとおりです。
地盤補強工事についてもローンの算出の際にこのくらいはかかるかなーと想定で費用を載せていましたが、それより少しオーバーするくらいで済みました。
(実際には地盤が悪すぎて地盤補強工事だけでトータル数百万円という最悪なパターンもあるそうです。)
地盤改良には色々な工種があるそうですが、今回は経済性や施工性を考え「タイガーパイル工法」という方法で行いました。
この工法は詳しく説明はできませんが、ぐりぐり穴にドリルを突き刺し回転させながら、セメントのようなものを注入し、地盤の安定を図る(?)んだそうです。
おまかせ状態です。
写真は、グリグリしながらセメントを入れて、コンクリートの柱状のものを地中に作っているところです。
そこに、鉄のパイプを入れて固くするそうです。
地盤改良か済み、いよいよ次は家を支える基礎づくりの始まりです!