土地をある程度決めるとき(特にローンの申請が必要になってくるタイミング)は、その土地にどのような“家”を建てるのか、前もってプランニングが必要です。
前にもお話ししましたが、私たちが決めたこの土地は、制約の多い非常に狭い土地ということがとてもネックでした。
“狭い=住みにくい”
という考え方は、誰しも頭をよぎるのではないでしょうか。
私もそんな考えだった一人です。
しかし、工務店の社長さんは、こんな考えを教えてくれました。
社
「広い家がいいのは誰しも考えることですが、逆に“広いから”掃除が大変、光熱費がかかる、涼しくなるのに(暖かくなるのに)時間がかかる、老後、子供たちが出て行ったとき、部屋が倉庫になる・・・。」
「実際そんな家がいいと思えますか?」
「ポジティブに今回の土地を考えると“Small Is Beautiful”という考え方があります。」
「1973年、イギリスの経済学者が、大量消費、科学万能主義に疑問を投げかけた著書にこの言葉が使われています。」
「つまり『小さくてもいいじゃん』『小さいほうがいいじゃん』ってことです。」
「今回の土地は狭いし、条件も悪いけど、私が図面を引かせてもらって、窮屈な生活にならないような構造、生活空間、安全性は実現できそうです。」
「どうですか?」スッ・・・
なんとマクスの社長さん自ら設計してもらい、スケッチ図として書いてもらったのがこの図です。
私・妻
「カワ(>∀<)イイ!!―!そしてオシャレー!」
素敵に着色までしていただいたスケッチ図がそこには出来上がっていました。
私たちの想像の斜め上を行く素敵な家が描かれていました。
どうやらその“家”の構想には社長のただならぬ苦労があったそうで…
その話は次回ということでー。