私たちの地鎮祭

「更地引き渡し」のため、既存の古家の解体も済み、不動産の手続きを終え、私もいよいよ地主となり、地鎮祭を執り行うこととなりました。

当日なんとか晴れ、小さな土地の中にテントが張られ、テント内には神事に使用する道具が次々と組み上げられてきます。

お米や野菜、そして、私の父親が用意した立派な鯛!
なんというか背筋がピンっとする、“凛”とした中祭事が始まりました。

みなさんは、
「地鎮祭って必要?」
とか
「お金かかるじゃんっ」
とか思うかもしれません。

でも私は実際に地鎮祭を経験して
「やったほうがいいんじゃないかな~」
という気持ちがしました。

それは・・・

<気分的に土地を清め、理由はないが安心する>

特になんてことない土地かもしれませんが、以前のブログに『土地の持っている“縁”』と書きましたが、“縁”というものが決していいものばかりとは限りません。

安心してこれから家族が衣食住をず~とする場所です。
それに家を建てる工事も事故なく終わりたいじゃないですか。
そんな感覚的な意味です。

 

<はじめて“はじまる”実感と“お願いします”の気持ち>
地鎮祭の前に工務店さんとは、工事請負契約を結びます。
これはまぁあくまでも粛々淡々と事務的な作業をこなすことになるんですが、実際地鎮祭を経験すると、ここにきて初めて
“あっこれから家作るんだ!”
っていう実感が初めて湧いたんです(遅いかもしれませんが…)。

それと前述のとおり、工務店さんとは今まで見学会やイベント以外は全て事務所でのお話で、【現場で何かをする】っていうことがありませんでした。

なので一緒に地鎮祭を行うことによって、お互いが
“よろしくお願いします”
っていう入学式みたいな気持ちになるんです。

ここから工務店さんとの距離もさらに近くなった気がしました。

 

<ご近所さんにごあいさつ>
これは重要だと思います。

たしかに、地鎮祭をしなくても挨拶だけ済ませればいいじゃん!って思うかもしれませんが、あくまでも超個人的な意見なので賛否あると思いますが、私が家を建てる土地のご近所さんはいわゆる“新興住宅地”ではなく“昔ながらの住宅地”なんです。

そういった場所に新参者がただただ、あいさつに回るより、地鎮祭をやっている“姿”を見ていただいて、
『あっ、ここに今度来る人は常識人なんだなっ』
『どんなお家が建つのかな』
といい気持ちで思ってくれるのではないかなと思います。

それに、道路を通るご近所さんも、地鎮祭というツールをきっかけに、通り過ぎ際に簡単な“あいさつ”をすることもできます。

当然ちゃんとしたご近所さんへの挨拶まわりはしますが、施主の“姿勢”も大事なんじゃないかなって思いました。