マイホームの上棟

はじめに言っておきますが、今回私はあえて“上棟式”という“式”は行いませんでした。

よく、お餅をまいたり、盛大に行うことも多いと思いますが、資金的なこともありましたので、あえて今回の上棟をいうのであれば、
“夫婦の共同作業 feat. my工務店”
ってとこでしょうか。

自分で書いていて『何書いてんだろっ(汗)』て思いましたが…まぁいいです。

この共同作業という意味は後程説明するとして、上棟の説明を社長さん直々に教えてもらいました。
① ポターン
建設機械や重機の名前は何となく常識の範囲は知っていましたが、“ポターン”なんて全く聞いたことがない名詞でした。正解は「電動式のクレーン」です。


なんたって実物見たらびっくりしますよ、普通上棟って聞くと『グォーン!』『ブロロロロッ~』て音を鳴らしながらクレーンが動きますが、ポターンはエンジン式ではなく電気式なので、まぁ静か!

控えめに『ウィーン』って音がするくらいなので大工さんたちの声もよく通るし、柱や梁を組んでいるトンカン音がよく聞こえます。
静かでエコっていいね☝
② 支える柱や梁たち
柱となる木を指さして社長さんが、

「この幹を見てください、年輪が詰まっているでしょ?
 この木材の場合、年輪が詰まっているほど強度があるってことなんですよ。
 今回仕入れた木材は、かなりいい出来のものですよ!
 これなんか、間柱にするのがもったいないくらい(笑)」

家を支える柱や梁って、場所によって木の種類も違うんです。
それに強度や柔軟性も違うので奥が深いですよね~

③ 参加型上棟作業
今回上棟の一番の目的と冒頭の意味深な“共同作業”です。

社長さんから上棟を前に相談がありまして、
「上棟の際、施主さんが一部の梁をハンマーで打ち込む作業を記念みたいな形でできますけど、やってみます?
  高い場所ですけど(笑)」

私・妻
「是非やりたいですっ!」
というくだりがありまして、今日上棟を迎えたんです。

そして、朝から上棟が始まって午後、ある程度2階部分まで組みあがったところで私たち夫婦が呼ばれまして、
「じゃあこの梁をこの柱にハンマーで打ち込んでくださーい」
「良ければ写真撮りますよ(笑)」

私・妻
「せーの!コーン!コーン!」

私・妻
「…ん?入っていかない?コンコン?」

どうも体制が悪いためうまく力が入らず、ホゾ(穴)に入っていきません。

「ガチで入れちゃってください」

という言葉に私の本能に火が付き、上着を脱ぎ―の、体制整えーので、最終的に私のみでドスドス梁を打ち込み、“夫婦の共同作業 feat. my工務店” が終わりました。

でもこの作業って、ほかの業者さんはやらしてくれるのかな?って思いつつ、何から何までオープンに見せてくれる工務店さんに感謝×2ですし、一生に一度しかない“家づくり”に参加をさせていただいてとっても記念になりました!

いやー楽しかったですよ。

みなさんにも経験してもらいたいくらいです。